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Hayashi Kaizo林海象

「ミロク革命軍」前夜(Ⅲ)

怒号が飛び交わない、映画の現場を目指す。

私が一番嫌いなのが日本の軍隊です。この日本の軍隊というのは、軍隊の実態そのものをさすのではなく、よく映画や小説で描かれる、上の者が下の者を絶対支配する、あの軍隊です。上の者の命令は絶対で、その命令に対して立場の下の者は、まったく意見が許されない社会です。根性さえあれば何でも乗り越えられると本気で信じている、集団痴呆の構造です。

でも、日本映画の造り方は、監督を将軍様とするピラミッド構造をもつ、ある意味軍隊に近い組織構成をもちます。すべての指示は、ピラミッドの頂点にいる監督から発せられ、その指示により全スタッフとキャストが動きます。この命令系統が崩れると、現場において混乱がおこります。何をやろうとしている映画かわからない現場になっていきます。だから映画は、監督のもつ明快なイメージと的確な采配のもとに、全体が進んでいかざるをえません。その構造が、私の嫌いな軍隊とよく似ています。
その頃の私は、「映画は人を殺さない戦争だ!」とまで言っていました。あほです。

しかし、私が一番好きな映画が、一番嫌いな日本の軍隊と似ている。

この問題をいったいどうして解決していいかわからず、私も多くの現場スタッフと同様に、現場では怒号叫びまくりの二十数年間でした。たぶん、あのまま映画界にいたら、今でも怒鳴りまくる旧型の監督でいたんでしょう。毎回、現場で巻き起こる怒号にヘキヘキしながら、それでも自分自身も助監督を怒鳴りまくる日々が続き、それは永遠に抜け出すことのない地獄のなかにいるようでした。
(つづく)

[ミロク写真館]
第4回

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